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My Blog/2012-04-14

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Tag: ・Using ideas as my maps ~浮かぶideasを繫ぎとめながら~ 4/14Select song by My Back Pages/Bob Dylan

Using ideas as my maps ~浮かぶideasを繫ぎとめながら~

こんばんは、桜吹雪が舞う週末ですね。北朝鮮の自称大陸弾道人工衛星?も桜吹雪のように舞い散ったようですが、相変わらず無防備に近い日本にとっては何か起こす度に脅威を感じる存在ですね。朝鮮半島問題は、同じ朝鮮半島で元々同じ民族が北と南で対極をなして存在しているのは地球規模で考えると悲しいことです。ただそれぞれの思想、考え方、価値観、生活様式等まるで違うので、この先の未来でドイツのように統合という結末が一気に加速するとも思えません。ただもしも統合した場合は良い意味で互いに影響しあって存在価値を示して欲しいものです。

この世の中は対極するものが、常に影響し合って存在しています。唯一の例外は野田さん率いる死にぞこないばかりの民主党B(現執行部中心)と死神崇拝の自民党の存在です。野田氏自らは先日「消費税増税についても基本路線は同じなので対極する自民党さんとは話合えばご理解が得られると思っております。・・・」てな感じで語っていましたが、これら2つは牛耳ってるところが同じで振り分けられ振り被ったスパイスが少し違うだけで本質的には対極などしていない。増してや影響し合って存在などしている統べもない。

それでは、対極するものが影響して存在するそれぞれの両極の行為についてあまり難しく考えず丁度身近なところで例を挙げます。HP本編の“よくある質問”のページにQ&Aとして記載しましたが、こんな質問が時々寄せられます。昨日もメールで質問が飛んで参りました。

Q:16.「見積りをご依頼したらひつこい営業をされますか?」

A:「いいえ、弊社の基本はお客様本位ですのでたび重ねた接触行為でお客様の感情・意識を左右させることは致しません。ただ弊社は致しませんがそういう行為をする業者を責めたり罵倒したりはしません。それはそういう行為は営業サイドからしたら基本姿勢のひとつですし、それをわずらわしいと感じるか熱心だと思われるかはお客様個人個人の意識の違いからくるものなのですから。」と答えています。

一つの絵画に例をとると、ある人には暗く悲しい絵にしか見えない絵であっても、別の人には希望の光をその絵から感じ取れる事ってありますよね、それと同じ理屈のはずです。営業サイドから見た場合の本音はどうなのか、誠意と理念のある人間であるならお客様が度重ねた訪問を受け入れるのか、受け入れない態度であるかは直ぐに判るはずです。受け入れないと感じた場合は度重ねた接触営業は自ら差し控えるべきでしょう。

よく車の営業で、セールスがいけ面だから度々来るけどしつこい等と思わないで契約した奥さんや容姿端麗の美女の保険のセールスに口説かれハンコ押したおやじさん。ちょっと小太りでも面倒見がよく人間性が優れたおばちゃんセールスの安心感、等どれも悪い印象は抱かないと思います。要するに簡潔に言うと、営業対顧客はタイミングという“ころ合い名詞”が働く“出会い”という小さな運命でしかないように思います。

顧客側は自分の感性や壷に入っている人やモノであれば人間は多くのsituationで受け入れる体制が出来ています。営業サイドから言うと顧客に1st Impresssions(第一印象)をいかに良い形で相手の心に放映できるか、それによって継続受信してもらえるかどうかが決まってしまうように思います。

身近な例からグーンと話を飛ばしますが、両極の極みといえる生と死を哲学的に解釈する論理はインテリのイギリス人当たりが好きで、私のblogのMy Blog/2012-03-24でも登場したSteave haccketなどの詩によく出てきます。興味はあるのですが、こういう哲学、論理学とかの世界は私には深入りする気はありません。ただ感覚として捉えるだけで十分だと思っています。

人生って誰だって複雑多岐。だけどそこを生きる私たちは難しく考えず人間本来の匂い、波長という感性を大事に自分を信じて、モノ、人を見つめて、前を上を向いて進む事を心がけたいものです。青くても焼ける未来じゃないとパイプドリームに終わってしまいますからね。そんな想いはいつも持ち続けていたいと思ってます。

時々過去を振り返り思うと、確かに学生時代などは若いだけが取り得で何も考えないでただ1日を過ごす事の繰り返しで夢ばかり携えていたような気がします。だけどそれはそれで今思うと良い糧になっているし1コマ1こまが過去の譲れない場面だったと思います。精神面というか人間的には今の方がはるかに充実した毎日なのかも知れません。
私自身まだ人生を語る等ような域、年齢に達していませんので、ただ過去を振り返って感じる回想という自分の中を駆け巡る思い出と現実との対比になると思います。

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それでは今日はそんな思いを散りばめた詩をご紹介しましょう。
この詩、私が初めて聞いたのはリアルタイムではなく、オリジナルでもありませんでした。
アメリカのフォークロックグループ、The Byrdsの1967年発売の“Younger than yesterday”に収められた”My back pages”という詩です。初めて聞いたのは1975年にアルバム買ってからでした。

この詩の作者はBob Dylan で彼の1964年の4th Album “Another side of Bob Dylan”の中の詩です。「Ah.but I was so much older than,I.m younger than now .Using ideas
as my maps」“あの時の私は今より老けていて、今はあの時よりもずっと若い、なぜならideaを座標にして生きているから!”大意は、何も考えずに生きていた若い頃は目に力もなく衰えた顔つきで老けて見えた、自分の生きる目標、目的を見つけ自分の考えアイディアをコントロール出来る今は、歳をとってしまったけど若い頃よりずっと生き生きして若く感じることが出来るんだよ!という意味。さすがに神様いい事言いますね~!!

こんな仙人の域にある想いを作者Bob dylanは30代で感じていたのですね。一時はやや造られたイメージ像かと思いましたがやはり天才というか才の長けた”本物”にあたる人です。

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この詩の中に出てくる詩のフレーズがすごく好きで弊社のキャッチコピーに15年前から使用しています。会社の前の看板にも記入していますしHPのフロントページ末尾にも記載しています。“Using ideas as my maps”というフレーズです。
この言葉は自身を形成するピースの1つとなっています。

詩の難解度ではやはりBob Dylanの詩が一番難解です。聖書からの引用も多くて。ユダヤとかあっち方面の言語も出てくるし。私が選ぶシンガーソングライター(ssw)系アーティストで詩の難解なアーティーストBEST3は1位Bob Dylan,2位 John lennon,3位Jackson Brownです。皆精神的に影響受けた大好きなアーティストですが正直Bob Dylanは難解の極みですのでどれだけ自分で理解出来てるのか解りません。

Johnは空想的で非常にシュールな詩が多いです。Jackson Brownは心の奥深くにある人間の証を内省的に示すことで身近に感じ、また環境問題にも熱心で現代の黙示録的な詩は衝撃的でした。

それでは、John Lennon程シュールではなくJackson Brownほど感情移入されてないある意味孤高の存在。神様Bob Dylanの詩をどうぞ~
哲学的で解読するのに苦労しましたが、私の凡訳と共にお楽しみ下さい~。
ホントに超難解な詩です。大意だけ読み取ってお聞き下さい!

    My Back pages

Witten by Bob Dylan
訳詩 Yasushi haruno

私の耳を突き破った 拘束された真っ赤な炎は
高く舞い上がり 強力な仕掛けとなり
戦いの道で 熱くなって飛び掛ってくる
アイディアを自分の生きてく座標としていれば
“瀬戸際ギリギリで何かを見つける事が出来る”と私は言った
誇らしげな表情で

ああ、あの時私は今より老けていた 今はあの時よりずっと若い

挫折しそうな先入観が表に踊り出し
「感じてる全ての憎悪を剥ぎ取れ」と叫んだ
人生は黒と白だという嘘を 自分の頭蓋骨が喋っている夢を見た
銃を持った兵隊さんの感じるロマンは どういう訳か深く現実に理由があるようで
ああ、それが解っていなかったあの時は私は今より老けていた
今はあの時よりずっと若い

少女の顔はいつわりの嫉妬心から 前向きな思想をつくり
古い歴史の政治を読み解くと
死体となった福音伝道者によって 予想外にもかかわらず叩き付けられた真実
ああ、それを理解していなかったあの時は私は今より老けていた
今はあの時よりずっと若い

自らを褒め称える教授の教えは 馬鹿にしてもてあそぶには余りにシリアスすぎる
自由は学校の中の平等だと淡々と語る
「平等」とは私はそれを結婚の誓いのように呟いた
ああ、良く意味もわからずにいたあの頃は今より老けていて
今はあの時よりずっと若い

兵士の構え方の手鉄砲で雑種の犬に狙いをつける
するとその犬は私に教えを説く 私が自身の敵となることを恐れてはいけない
私の進む道は混乱するボートに引かれていて
反乱が船尾から船首までいたるところで起きている
ああ、その意味をしらなかったあの頃は今より老けていて
今はあの時よりずっと若い

そう、私は警戒心を増し 象徴的な脅威は崇高過ぎて無視出来ない
それらは私を騙して 善悪に対して意見する事を
行わなければならないと思い込ませていた
これらの事を明確に定義すると どんなことがあろうと疑いなく居れることだ
ああ、それらを良く理解していなかったあの頃は老けていて
今はあの時よりずっと若い

Yasushi

こちら私がはじめて聞いたいたThe Byrdsのバージョン。ロジャーマッキンの歌声と12弦がみずみずしく響きます↓
http://www.youtube.com/watch?v=h80l4XIPJC4&feature=fvwrel

こちら1992年10月にニューヨークでの30周年記念コンサート交替に歌うメンバーの豪華なこと!涙が出ますね~歌った順番はRogerMcGuinn,Tompetty,Neil Young,Eric
Clapton,Georg Harrison,Bob dylan そのまま続けて”天国への扉”が歌われます。↓

http://www.youtube.com/watch?v=S4UcaLHaabY&feature=related



コメント

  • うわ~ホントに難解な詩ですね。でもyasushiさんの大意とコメント、フォローで十分伝えられたいメッセージはわかります。人生そのものもいつも違った色や形のアイディアを散りばめながら生きてかなければ老けるの待つよなもんですよね~脳の皺ふやさなきゃ~いけませんよね。生きてく指標もってろよ!ッてことですね。わかりました~
    持つようにしますね~!! -- yu 2012-04-14 (土) 22:25:21
  • 確かにタイミングは成功には必要な要件ですよね。そのタイミングを捉えきる自分作りをしなさいということですよね~頭ではわかるんだけどな^^~ -- れい 2012-04-14 (土) 23:00:18
  • Dylanの詩って難解なんですね~でも哲学的で筋が通っていいです。フォークの神様とか言われ崇められてたけど実態は知らないでいましたがこれほど文学的且つ哲学的な詩の内容とはしりませんでした。ある意味見縊ってました。すごい! -- ムシャノコウジ 2012-04-14 (土) 23:26:15
  • すごい!ごっつい詩やの~ブログ主さんありがとさん!!確かに神様という先入観だけがつきまといよって、ディランさんの本当の詩の凄さを知らなんだ。この詩ではじめて本当に意味とでの凄さを知ったわ。正直、日本人の多くはこんな素晴らしい詩を理解できずにいてる。SSWは詩の内容わかってなんぼや!やはり英語力が必要やて。詩ちゅうもんわ!! -- こうたろう 2012-04-14 (土) 23:58:34
  • 神様言われるのわかるような崇高な詩ですね~こんな詩は人生を極めた人しか書けないと思うのですが年代からいうと30代ですかね。凄い。誰かの生まれかわりでしょうかBob dylan! -- 縄文原人 2012-04-15 (日) 00:14:50
  • 確かに若い時にちゃんと目標もってやってる人もそうでない人もそれなりに現実を捉えて考えて行動することで未来は見えてくるってことか。生きてる現在を中心とした思想原理ですね。Bob Dylanは確かにプロテスタントの香り高き福音主義理念のキリスト教信者ですね。ブログ主は良く理解して訳している。◎! -- Main man 2012-04-15 (日) 22:54:46
  • 哲学的な香りいっぱいの詩で頭使いますね~。こんな詩書いてたら疲れないのかな~疲れないのでしょうね天才は。奥が深い詩ですね。深読みしてしまいそうです。音が暗くないので陰になることがないのでバランスがとれていますね。 -- kouji 2012-04-15 (日) 23:22:33
  • 30th記念Liveの顔ぶれ豪華だね。でもなんか皆タイプ似てる似た者同士揃いですね~観察すると。!! -- ボンバー 2012-04-16 (月) 01:57:14
  • 音楽専用blog,訳詞専用サイトのblogと色々ありますがここの主のよに主観的に自分の心からのコメントを出す人は中々いません。HP本編もこのblogページも主観的内容に圧倒される。多くの私と同世代(30代前~)の人は既成のビジネスの説明文やあたりさわりのない音楽解説や心の無い訳詞などなら見向きもしないけどここは違った。一言で言うと全てに「生」「動」「心」を感じる。素晴しい! -- どこものこ 2012-04-16 (月) 18:35:26
  • いいね!いい!でも少し難しくて肩凝るかな~ -- りょう 2012-04-16 (月) 23:58:24
  • すばらしい!コメントを読んでから曲を聴いたら胸に迫るものを感じる。確かに両極は影響しあいながら存在してる。何も得られてない若い頃よりは何かを感じ思うことの出来る世代になった方が生き生きとしてるって事ですね。とてもよく理解出来ます。 -- トロイメロイ 2012-04-17 (火) 18:17:20
  • 30thコンサートの面々は仲の良い仲間ですね~ニールヤングを除いてはみんなトーンが同じ種に見えます。この年齢でこの詩を歌われると説得力ありだね。それにしてもニールヤングのリードギターの時のオーバーアクションには笑っちゃうね! -- ソドム 2012-04-20 (金) 00:58:55

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